ローマの玄関、フィウミチーノ空港の近くにある、ローマ帝国時代の墓地遺跡、ポルトゥスのネクロポリスをご紹介します。かつてこの辺りは、当時のローマの表玄関であったトライヤヌス帝の港で栄えていた地域で、このネクロポリスは紀元1〜4世紀の、主に中産階級者たちの墓地でした。

200ヘクタール以上にわたるこのネクロポリスは、非常に保存状態が良く、当時の埋葬習慣が良くわかります。
家族単位で家屋のような霊廟に埋葬するのが一般的で、土葬も行われていましたが、ここでは火葬の墓の方が比較的多いです。霊廟はワンルームのものから2部屋以上あるもの、2階建のものまであります。



何世紀も経った今でも、色鮮やかなフレスコ画やスタッコ細工を見ることができます。

モザイク画が施された床もかなりあります。


また、故人が生前に就いていた職業を示す石碑が掲げてある墓もあります。当時どのような職業が存在し、どのように仕事をしていたのかがわかります。ここに挙げたもの以外にも、外科医や鍛冶屋、漁師など、労働者たちの生き生きとした日常生活が描かれています。



かなり見応えのあるネクロポリス公園で、無料で見学できます。ただし、オープンは、大抵土日のみなので、事前に下記の連絡先で確認することをお勧めします。

電話番号: 06-6583888
E-mail: pa-oant@beniculturali.it, mbac-pa-oant@mailcert.beniculturali.it
Sito web: http://www.ostiaantica.beniculturali.it/